タカブシギ 第1回夏羽(8月)

2羽のタカブシギを同一画面に収めようと撮影中に
雨覆の擦れの激しさに成鳥ではない。第1回夏羽ではないのかと。
それから1時間近く羽を伸ばすのを待ちました。

写真は鮮明さに欠けますが
初列風切の内側と外側の摩耗に差があるのが分かります。
内側は退色しており外側の方が新しいです。

初列風切外側は冬羽に換羽しており。
内側の茶色っぽい羽は摩耗・退色した幼羽です

幼羽から第1回冬羽の換羽では
初列風切外側を換羽して内側は換羽しないのがいます。

雨覆の擦れの激しい個体を見ると第1回夏羽かと疑いますが
証拠写真が撮れないと第1回夏羽?で終わってしまうことが多いです。

10枚目の個体は群中で擦れの激しさが際立っていましたが
証拠がないと第1回夏羽が考えられると言うだけになります。

とまりものの外見ではどちらとも判断できない場合が多く
成鳥夏羽か第1回夏羽かを確信を持って判断することは難しいです。

撮影:2009.08.29 2018.08.21
 1
第1回夏羽 2009.08.29
 2
前:第1回夏羽 2009.08.29
 3
第1回夏羽 2009.08.29
 4
第1回夏羽 2009.08.29
 5
第1回夏羽 2009.08.29
 6
第1回夏羽 2009.08.29
 7
左後ろ:第1回夏羽  前:幼鳥 2009.08.29
 8
第1回夏羽 2009.08.29
 9
左:幼鳥  右:第1回夏羽 2009.08.29


 10
第1回夏羽の可能性が大きい  2018.08.21

三重の野鳥 光昌のホーム