オオソリハシシギ 第1回夏羽(5月)

第1回夏羽の可能性があると思っても
それがほんとに第1回夏羽なのかどうかは確証が持てません。
摩耗した幼羽と摩耗した冬羽の判断が難しいからです。

5月ともなれば幼羽は激しく摩耗しているはずで
冬羽の摩耗はまだそれほどでないと思っても個体差があるだろうし
幼羽と変わらないほど激しく摩耗をしているものもいるでしょう。

新しい夏羽、摩耗がそれほどでもない冬羽、激しく摩耗している幼羽と
3世代の羽が混在していれば第1回夏羽とできるでしょう。

撮影:2011.05.19-2017.05.15
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♂第1回夏羽 肩羽に黒褐色の夏羽が出ている  2011.05.19
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♂第1回夏羽 2011.05.19
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♂第1回夏羽 2011.05.19





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   5月20日だと言うのに♂成鳥にしては胸から腹の赤褐色の斑が少ない。
   肩羽も黒い軸斑で赤褐色の斑のある夏羽が少ない。
   三列風切の褐色の摩耗した羽は幼羽だろうか。
   当個体は一見嘴が長く見えるので♀成鳥ではと思いもしますが
   ♀にしては顔から頸の赤味の強さが引っかかります。
   ♂第1回夏羽と考えたい。
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以下↓4枚目と同じ個体 2012.05.20
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2012.05.20
 7
2012.05.20
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2012.05.20

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2017.05.15
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2017.05.15

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