白い首輪のミヤコドリ 第2回冬羽
ミヤコドリは4亜種に分かれ日本にはカムチャカ・中国東部で繁殖する亜種が
冬鳥として渡来するようですが白い首輪は普通はありません。
雲出川河口に現れた2個体のうち1個体は白い首輪が比較的はっきりしていました。
鈴鹿川には3か月ほど前からうっすらと白い首輪のある2個体もいるので
現時点でどれほど白さが進んでいるのか気になります。
ヨーロッパ種は成鳥冬羽・第1回冬羽に白い首輪がでるようです。
掲載のミヤコドリはヨーロッパ種ということになるのだろうか。
いや、それはない。ヨーロッパ種とは嘴の長さが違います。
ヨーロッパ種は否定できます。
掲載個体は虹彩の幅が成鳥より狭く、幼鳥のような暗色でもありません。
幼羽も見られません。嘴先端部に黒味も残ります。第2回冬羽です。
8年間の観察では白い首輪のある成鳥は1羽も見られず、
1年目と2年目の若鳥ばかりでした。若鳥の一部に出やすいのだと思います。
撮影:2008.09.02 津市
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