ミヤコドリ 成鳥冬羽(10月)

成鳥は嘴が先まで赤く(先端部が黄色味のあるのもいる)、
眼は虹彩の幅が広く輝きがあります。足色も若鳥より赤味が強いです。

成熟した成鳥になるのに数年かかると言われているミヤコドリですが
3年目以降は羽衣の差を見た目で判別できなくなることから
3年で成鳥になると考えてよいと思います。

3年で成鳥になるのなら幼羽が残る1年目と成鳥の中間的なものを
第2回冬羽、第2回夏羽と考えれば年齢の識別も分かりよくなります。

雌雄
1枚目の個体は黒色部が強く成熟した♂の成鳥です。
ミヤコドリの雌雄を考えるうえで15〜17枚目の写真が参考になるかなと思う。

撮影:2009.10.16ー2015.10.120
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成鳥冬羽 2009.10.29
上面の黒色が強く光沢があり、虹彩の幅が広く輝きがある。 ♂成鳥
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥冬羽 2009.10.16
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成鳥 冬羽に換羽中 2012.10.16
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前の2羽が成鳥冬羽 2013.10.14
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成鳥冬羽 2015.10.06
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成鳥冬羽 2015.10.06
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成鳥冬羽 2015.10.06
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成鳥冬羽 2015.10.20
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左が♀で右が♂と考えられる。成鳥冬羽 2015.10.20
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成鳥冬羽 2015.10.20
15枚目と同じ2羽。左は上面に褐色味があり♀、右は黒色味が強く♂
虹彩の大きさ・形も微妙に違う。後ろの♂の方は眼の輝きが強い

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左後ろが♂、右前が♀ 成鳥冬羽 2015.10.20
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成鳥冬羽 2015.10.20
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成鳥冬羽 2015.10.20
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成鳥冬羽 2015.10.20

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