キリアイ第１回冬羽

キリアイ　第１回冬羽に換羽中（10月）

成鳥はごく稀にしか渡来しませんが幼鳥は毎年訪れます。
幼鳥に限っては特に珍しいと言う種でもありません。

幼鳥は8月中旬頃から9月中旬頃に渡ってきますが
第１回冬羽が出る前に越冬地に旅立ってしまいます。

2011年秋は渡来数が少なく
9月27日に1個体、10月1日に1個体の2個体だけでした。

9月27日に渡来した幼鳥は冬羽が1枚も出ておらず
10月1日の幼鳥は背・肩羽に灰色の冬羽が目立ちました。

10月1日に初めて姿を確認するも逆光の水田でしかも遠距離。
撮影は諦めていましたが水田の乾きが進んできた10月4日、
干上がる前にと辛抱強く撮影距離まで近づくのを待ちました。

写真は鮮明さに欠けますが肩羽に灰色の冬羽が見えるので満足です。
キリアイは幼鳥も成鳥もこれまで冬羽が出ている個体を観察できていません。

2011.10.04 松阪市