ホウロクシギ 成鳥夏羽
   白味の強いタイプと褐色味の強いタイプ 


ホウロクシギは体全体がダイシャクシギより褐色味が強く、
上面に黒褐色の斑と淡橙褐色の斑がある。下面には黒褐色の縦斑があります。

体はホウロクシギの方がダイシャクシギより大きいのが普通ですが、
ダイシャクより小さいホウロクもよく見かけます。
ホウロクシギもダイシャクシギも個体差が大きいので体の大小は
識別の目安になりません。

他の特徴として脇に横斑があるかどうかも。
ダイシャクシギも脇にも横斑が少しありますが縦斑が主で
ホウロクシギの横斑と比べると少なく目立ちません。
脇の横斑はダイシャクシギとホウロクシギの有効な識別点の一つです。

両種で紛らわしいことがあるとすれば
ホウロクシギには褐色味の強いタイプとは別に体の白味が強いのがいることです。

8枚目から14枚目のB個体は
8羽の群れの中で下面の白味が特に目立っていました。

A個体、B個体のような羽色のものは時にダイシャクシギと紛らわしさが生じますが
下面の白いホウロクシギでもダイシャクシギの白さとは違います。
ダイシャクシギは真っ白に近いです。
15枚目から19枚目までがホウロクシギの普通の羽色です。

撮影:2012.04.24−2009.04.04 松阪市
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体  白味の強い成鳥 2012.04.24
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A個体 白味の強い成鳥 2012.04.24

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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04
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B個体 下面の白味の強い成鳥 2009.04.04


成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ↓
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成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ↓
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成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ↓
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成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ↓
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成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ↓
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成鳥夏羽 普通(褐色)のタイプ

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