ハマシギ 第1回冬羽(2月)

肩羽に明らかな幼羽が残るものは問題なく第1回冬羽とできますが
そうでないものは成鳥冬羽との識別が難しくなります。

1枚目の個体は肩羽に黒色の幼羽が残っています。
雨覆の摩耗も目立っています。
このような羽衣なら問題なく第1回冬羽と言えます。

2枚目の個体のように肩羽に幼羽が残っていないと
第1回冬羽でいいだろうかとなりますが、雨覆、三列風切に暗色味があり、
雨覆に擦れが見られることからから第1回冬羽と判断できます。

成鳥冬羽では2月にこれほどの摩耗は見られないだろうし、
上面は一様な灰褐色でもっと綺麗な羽衣をしているはずです。

3枚目の個体は雨覆、三列風切に暗色味は見られませんが
肩羽に黒色の幼羽が残っています。雨覆、三列風切も羽縁が太く明瞭です。

4枚目の個体は三列風切が暗色で幼羽です。
この個体も肩羽に1枚幼羽が残っています。

第1回冬羽と言っても個体差があり羽模様はいろいろです。

撮影:2012.02.21-2011.02.01-2013.02.21, 2018.02.26
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第1回冬羽 2012.02.21
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第1回冬羽 2012.02.21
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第1回冬羽 2012.02.12
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第1回冬羽 2012.02.10
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↑4枚目と同じ個体 第1回冬羽 2012.02.10
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第1回冬羽 2012.02.07
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第1回冬羽 2012.02.07
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第1回冬羽 2011.02.12
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第1回冬羽 2011.02..07
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第1回冬羽 2011.02.07
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第1回冬羽 2011.02.01
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第1回冬羽 2011.02.01
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第1回冬羽 2013.02.21
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第1回冬羽 2013.02.21
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第1回冬羽 2013.02.21
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第1回冬羽 2018.02.26
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第1回冬羽 2018.02.26

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