ハマシギ第1回冬羽（1月）

ハマシギ　第1回冬羽（1月）

雲出川河口でも毎年600-800ほどのハマシギが越冬します。

春になるとハマシギの数は1000羽を超えるので
越冬群に渡りの群れがプラスされるのだと思っていました。

そうではないようだ。
越冬群が去った後、入れ替わるように渡りの群れが到着します。

越冬しているハマシギの大部分が若鳥で、成鳥は稀にしかいない。
一方、春に見るハマシギの殆どが成鳥です。

若鳥と成鳥の識別が難しい個体もいますが
冬と春で群れが入れ替わっていると考えて間違いないようだ。

3枚目は成鳥冬羽のように見えますが
幼羽ではないかと思われる淡い赤褐色の羽が残っている。

1月18日にもなって冬羽で全換羽する成鳥にこんな赤褐色の羽が残るだろうか。
この赤褐色の羽を幼羽と判断し第１回冬羽としました。

撮影：2011.01.18-2017.01.16