ハジロコチドリ と シロチドリ

ハジロコチドリもシロチドリも翼を広げると白帯が出ます。

類似種としてコチドリ、イカルチドリ、シロチドリがあげられますが
コチドリとイカルチドリに白帯はありません。

ハジロコチドリは嘴が太く夏羽では嘴基部が橙色です。
冬羽では基部まで黒くなりますが橙味が残るものもいます。

ハジロコチドリは類似の3種に比べ頭部や顔の羽色、嘴の形状の違いもありますが
足色は橙味が強く、野外でハジロコチドリを探す時の目印になります。
体形も違います。ずんぐり体形でがっしりしています。

ただ、蹲って寝ていると体形も、嘴の長さや形状も、足色も分かりませんが
ハジロコチドリは上面の褐色味が強いことで見分けがつきます。

コチドリは体も小さく、目の周りの黄色のリングが目立ち、足色は淡い橙色です。
イカルチドリは尾羽が長く突出しており
顔や胸の黒色部がハジロコチドリより褐色がかります。

撮影:2015.12.02,  2016.10.18
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ハジロコチドリ成鳥冬羽  右はシロチドリ 2015.12.02
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左右はシロチドリ  中央がハジロコチドリ 2015.12.02
ハジロコチドリもシロチドリも翼に白帯が出る
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左:ハジロコチドリ  右:シロチドリ  2015.12.02
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左:ハジロコチドリ  右:シロチドリ  2015.12.02
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左:ハジロコチドリ  右:シロチドリ  2015.12.02
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左2羽はシロチドリ  右がハジロコチドリ  2015.12.02
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左:ハジロコチドリ  右:シロチドリ  2016.01.19
顔からの上面はシロチドリよりハジロコチドリの方が褐色味が強い

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