ダイシャクシギ 幼鳥 白色味の強いタイプ
 第1回冬羽初期から第1回冬羽後期まで 摩耗を時系列で見る。

10月10日に渡来した白味の強いダイシャクシギ幼鳥が
翌年の2010年3月6日まで滞在しました。

ダイシャクシギの第1回冬羽の擦れがどのように進んでいくのか
画像で見ていくことが出来ます。

幼鳥の越冬は2007年秋から2008年春まで滞在した1個体があり、
今回が2個体目になりました。

前回の個体と今回の個体を比べてみると同じ第1回冬羽でも
雨覆や風切羽の擦れに大きな差が見られます。
当個体は擦れが激しいです。

第1回冬羽や第1回夏羽の識別を雨覆や風切羽の擦れの程度で
判断するのは注意が必要です。
「擦れには大きな個体差がある」ということです。

撮影:2009.10.31-2010.03.06 松阪市
  1
第1回冬羽 2009.10.31
  2
第1回冬羽 2009.11.10
  3
第1回冬羽 2009.12.01
  4
第1回冬羽 2009.12.12
  5
第1回冬羽 2009.12.26
  6
第1回冬羽 2010.01.19
  7
第1回冬羽 2010.02.02
  8
第1回冬羽 2010.03.06

  9
「2010.03.06」 と 「2008.03.27」の第1回冬羽後期 2個体の比較画像です。
個体により摩耗差が大きいことが分かります。

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