チュウシャクシギ 成鳥夏羽(7月)

鳥たちはいつまでもフレッシュな羽衣でいることは出来ません。
月日の経過とともに摩耗が進みます。

人の髪の毛と同じで鳥の羽も血が通っていない死んだ羽であり
生きていない羽は古くなります。

古くなった羽を捨て新羽に取り換えていく必要が生じます。
鳥はそのために年に2回換羽を行うのです。

夏羽への換羽は成鳥も若鳥も幼羽や冬羽を残す部分換羽なので
換羽しなかった幼羽や冬羽は古くなり擦れが進んでいます。

幼羽は軟らかいので冬羽より早く擦れますが
7月にもなると冬羽の擦れも進み
擦れの強弱によって幼羽と冬羽を見分けることが難しくなります。

野外でこれは第1回夏羽だ、成鳥夏羽だと考えながら観察すると
その識別が確かなものかどうかは別にして
考えることで普通種チュウシャクシギもおもしろい被写体になります。

撮影:2008.07.11-2013.07.29
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成鳥夏羽 2012.07.03
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成鳥夏羽 2012.07.03
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成鳥夏羽 2012.07.03
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成鳥夏羽 2012.07.04
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成鳥夏羽 2012.07.04
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成鳥夏羽 2012.07.05
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成鳥夏羽 2012.07.05
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成鳥夏羽 2012.07.07
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成鳥夏羽 2012.07.07
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成鳥夏羽 2012.07.07
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第1回夏羽 2008.07.11
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第1回夏羽 2008.07.11
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第1回夏羽 2008.07.11
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第1回夏羽 2008.07.11
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成鳥夏羽 2009.07.10
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成鳥夏羽  2009.07.10
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成鳥夏羽 2009.07.25
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成鳥夏羽  2009.07.25
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成鳥夏羽  2009.07.28
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成鳥夏羽  2009.07.28
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成鳥夏羽 2013.07.14
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成鳥夏羽 2013.07.14
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成鳥夏羽 2013.07.14
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成鳥夏羽 肩羽に冬羽が数枚出ている 2013.07.29
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成鳥夏羽 2013.07.29

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