アメリカウズラシギ 幼鳥
探鳥の途中、走る車に向かって飛んできた1羽のシギ。
車の上を通り過ぎUターンして斜め後ろ側10mほどのところに降りたった。
アメウズではないか?急ぎ双眼鏡で確認もアメリカウズラシギに間違いない。
だが逆光、まずは証拠写真を数枚撮りさらに露出を変え数枚撮り、
動き出すのを待ったがあたりを警戒するしぐさを繰りかえすだけ。
車の位置を変えたいが動けば飛ばれる可能性がある。
10分程して採餌を始めると車から5mほどの位置まで近寄ってきた。
2番穂が邪魔になり思うように撮らしてくれない。
光と稲穂、背景の悪さで近距離でも写真は満足できるものではなかった。
それでも出逢いの稀なアメリカウズラシギとあればこれで十分。
野鳥撮影を始めて地元では7年間で2回目(3個体)の出逢い。
当場所はシギ・チが入りそうな環境ではあるが、
カラスが多く普段はシギチを見かけない田園の一角。
当個体も30分後にはカラスに追われ見失ってしまった。
運とは突然やってくるものだ。地道な探鳥が報われた日でした。
アメリカウズラシギ幼鳥の第1回冬羽への換羽は遅い。
当個体もまだ冬羽は1枚も出ていない。
撮影:2011.09.27 松阪市
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