8月のウズラシギ 成鳥夏羽 @

識別には適距離の観察、撮影でないと分からないことも多い。
2011年8月17日から8月22日まで滞在した成鳥夏羽5個体はとても興味深かった。

摩耗による上面の黒ずみが目立ってくる8月ですが個体により様々です。

1枚目、2枚目の遠距離画像では体の大小は分かっても
羽衣の詳細まではよく分かりません。

適距離で撮れた3枚目、4枚目の画像で見ると
黒ずんだものから、赤茶色味が強く残るもの、灰色ぽいものまで様々でした。

3枚目の黒ずんだ2羽が夏羽後期8月の普通の羽色と思います(A個体)。
他に羽縁の赤味が強い幼羽のような羽色のB個体や
灰色味の強いC個体がいました。

撮影:2011.08.17 松阪市
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5羽の幼鳥 2011.08.17
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5羽の幼鳥 2011.08.17
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8月は摩耗により黒ずんで見えるのが普通(A個体)
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右前の個体は幼羽のように羽縁の赤味が強い(B個体)
 5
体全体が他の4羽より白く明るく見え一見冬羽のような羽色をしていた(C個体)

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