ツルシギ 成鳥夏羽(4月)

夏羽は体全体が黒くなり、肩羽・雨覆・風切羽の白色の羽縁が斑状になります。
黒い顔に白いアイリングが特徴的で足色も黒味を増します。

冬羽の上面は灰褐色で下面は白いです。
地味な冬羽と派手な夏羽。羽色の違いは多くのシギで見られますが
その中でもツルシギは見事に変身します。

♂成鳥は夏羽が完成されると下面はべた黒になります。
♀成鳥の下面はべた黒にならず白色の横縞模様に見えます。
換羽途上では雌雄の見分けは難しいです。

2004年から2009年まで曽原大池に毎年30〜40羽が渡来し
3月初旬から5月中旬過ぎまで滞在しました。
過去の最大渡来数は100羽を超える時もあったとか。

3月10日前後に渡来し夏羽が完成する5月中旬過ぎまで滞在しています。
年々、渡来数が減り2010年は15羽になり、2011年は10羽を切り9羽でした。
当地に渡来する春のツルシギは減少の道をたどっています。

撮影:2011.04.29-2008.04.26 松阪市
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成鳥夏羽 2011.04.29
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成鳥夏羽 2011.04.29
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成鳥夏羽 2010.04.29
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成鳥夏羽 2010.04.29
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成鳥夏羽 2010.04.29
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成鳥夏羽 2010.04.24
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成鳥夏羽 2010.04.24
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成鳥夏羽 2009.04.22
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成鳥夏羽 2009.04.22
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成鳥夏羽 2009.04.20
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成鳥夏羽 2008.04.26
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成鳥夏羽 2008.04.26
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成鳥夏羽 2008.04.26

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