タカブシギ 第1回冬羽(2月)

第1回冬羽は擦れた褐色の幼羽が残っています。

冬羽は丸味があり白斑は小さく細い羽縁状になる。
幼羽は冬羽より褐色味が強く軸斑が羽端まで達する。

識別はいくつもあるその種の特徴をトータルで考えるのが基本だと思いますが
時には単純に考えることもありかなと思います。

A個体、D個体は三列風切の白斑が大きく
雨覆に褐色味の強い擦れた幼羽があります。
A個体とD個体は最も第1回冬羽らしい特徴を持っています。

B個体は白斑が小さめで細い羽縁に見えもしますが
肩羽と雨覆に擦れた幼羽があります。

C個体が最も分かりづらい。
肩羽と雨覆に褐色の軸斑が羽端まで達している幼羽らしき羽があります。
典型的な冬羽個体は細く白い羽縁のある冬羽がもっと整然と並んでいます。
第1回冬羽と判断できます。

撮影:2010.02.21-2017.02.14
 1
A個体 第1回冬羽 2010.02.21
 2
B個体  第1回冬羽 2010.02.21
 3
B個体  第1回冬羽 2010.02.21
 4
B個体  第1回冬羽 2010.02.21
 5
B個体  第1回冬羽 2010.02.21
 6
C個体  第1回冬羽 2011.02.01
 7
C個体  第1回冬羽 2011.02.01
 8
C個体  第1回冬羽 2011.02.01
 9
C個体  第1回冬羽 2011.02.01
 10
C個体  第1回冬羽 2011.02.01
 11
D個体  第1回冬羽 2011.02.22
 12
D個体  第1回冬羽 2011.02.22
 13
D個体  第1回冬羽 2011.02.22
 14
D個体  第1回冬羽 2011.02.22
 15
D個体  第1回冬羽 2011.02.22


 16
第1回冬羽 2015.02.28
 17
第1回冬羽 2015.02.28
 18
第1回冬羽 2015.02.28
 19
第1回冬羽 2015.02.28
 20
第1回冬羽 2015.02.28
 21
第1回冬羽 2017.02.14
 22
第1回冬羽 2017.02.14
 23
第1回冬羽 2017.02.14
 24
第1回冬羽 2017.02.14

三重の野鳥 光昌のホーム