2月のタゲリ
成鳥雌雄と第1回冬羽
冬羽は夏羽に比べ頭頂・顔・胸の黒色部がやや弱く、
顔の白色部が褐色がかります。
2月にもなると上面の白い羽縁の数が早期の冬羽より擦れで少なくなります。
図鑑では雌雄同色となっていますが
♂は♀に比べ顔の黒色部の黒味が強く、白色部の白味が強いです。
第1回冬羽と♀成鳥冬羽は顔の黒色部が褐色がかるので似ていますが
若鳥は羽縁の数が成鳥に比べ多いです。
羽縁は擦れが進むと消失し少なくなりますが
雨覆や三列風切に激しく擦れている羽があれば幼羽と考えられ
第1回冬羽と判断することが出来ると思います。
2月の成鳥冬羽ではまだ激しい擦れは見られません。
また、第1回冬羽では胸の黒色部に淡色のぼやけた横斑が入る傾向にあります。
撮影: 2015.02.27-2015.02.05松阪市
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♂成鳥冬羽 2015.02.27 |
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♀成鳥冬羽 2015.02.27 |
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第1回冬羽 2015.02.27
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♂成鳥冬羽 2015.02.23 |
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♀成鳥冬羽 2015.02.23 |
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第1回冬羽 2015.02.23
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♂成鳥冬羽 2015.02.05 |
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♀成鳥冬羽 2015.02.05 |
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第1回冬羽 2015.02.05 |