セイタカシギ 第2回冬羽(9月-12月)

成熟した成鳥は上面に光沢があります。特に♂の光沢が強いです。
2年目では成鳥のような光沢はありません。
足色も成鳥より淡いピンクで幼鳥の肉色との中間的な色合いです。

成鳥冬羽と第2回冬羽の識別は♂の方が分かりよい。上面の光沢が強く
足色の赤味も強い。成鳥と2年目の若い個体が並ぶとその差がよく分かります。

上面の光沢も足色の赤味も♀は♂に比べ弱いので
♀成鳥と♀第2回冬羽の差が小さく分かりづらい場合もあります。

成鳥・若鳥・幼鳥を虹彩で識別出来ないかと思いましたがこれは現実的でないような。
虹彩や瞳孔の輝き、大きさに差はあってもケリと違いその差が分かりづらいです。

なによりも虹彩を観察したり撮影することがケリと違って難しい。
ケリは曇っていても近距離であれば虹彩の分かる写真を撮れますが
セイタカシギは光線具合や角度で虹彩が撮れない時が多いです。

撮影: 2009.09.24-2009.12.06
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 ♂第2回冬羽 2009.09.24
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♀第2回冬羽(オグロシギの隣)  左端は♀成鳥冬羽 2009.09.24
 3
♀第2回冬羽 2009.11.17
 4
♂第2回冬羽 2009.11.17
 5
第2回冬羽(左から♂成鳥冬羽、♂第2回冬羽、♀第2回冬羽) 2009.11.17
 6
第2回冬羽(左♀、右♂) 2009.12.05
 7
♂第2回冬羽 2009.12.05
 8
 ♀第2回冬羽 2009.12.05
 9
左:成鳥冬羽♀、右:第2回冬羽♀ 2009.12.05
 10
 第2回冬羽(左♀、右♂) 2009.12.05
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左から♀成鳥冬羽、♀第2回冬羽、♂第2回冬羽 2009.12.05

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