サルハマシギ 幼鳥4羽の渡来

2010年9月5日、地元の女性バーダーからサルハマシギらしきものが3羽いると
連絡をいただき1時間後フィールドに。
ひとつの池に200以上のシギチがうじゃうじゃいる。、
ハマシギ幼鳥も混じる中で遠くの個体をサルハマらしいと思われた。凄い!

写真を撮るバーダーはどうしても視野が狭くなる。
他のシギの撮影に気を撮られ見逃してしまったかも知れない。
このとき、この池には15種のシギがいたのだから。

現地到着10分後、遠くのサルハマシギの背中をやっとスコープで捉えました。
3年前の2007年8月25日、1羽の幼鳥を初見した時は
同定するのに10分ほど考えこんだ記憶がよみがえりました。

今回は遠距離で上から見下ろす位置、前回は目線のサルハマシギ、
その足の長さ、白い羽縁の綺麗さが10分間の迷いにつながりました。

嘴は見えない後ろ向き、足は水の中、だがスコープで捉えた一瞬に
サルハマだ!幼鳥2羽だ!
一度幼鳥の羽衣を見てあるという経験はその鳥を同定するうえで大きな力になります。

2日後、3羽目を確認、そして9月11日に4羽になりました。
これまで幼鳥は1個体しか出会いがなかったのに幼鳥4羽が一つの池にいるのです!

ヘラシギよりもヨーロッパトウネンよりも
サルハマシギ幼鳥との再会を心待ちしていただけにいつまでも記憶に残る日になりました。

4羽の幼鳥のうち1羽は体の大きさが特に目立ちました。
羽色もいろいろで褐色味の強い個体から弱いものまでいます。

初認日の9月5日の画像を掲載したいのですが
遠くて証拠写真程度にしか撮れず、掲載画像は4羽揃った11日の画像です。

撮影:2010.09.11 松阪市
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幼鳥 4個体 2010.09.11
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幼鳥 4個体 2010.09.11
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幼鳥 4個体 2010.09.11
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幼鳥 4個体 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11
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幼鳥 2010.09.11

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