オオメダイチドリ 幼羽の摩耗
8月も下旬になるとフレッシュな幼鳥を見ることは難しい。
この時期のメダイチドリ幼鳥であればサブターミナルバンドが鮮明な
これぞ幼羽という羽衣をしていますが
オオメダイチドリは擦れによるサブターミナルバンドの消失が早いです。
掲載のオオメダイチドリ幼鳥には軽い擦れが見られますが
メダイチドリ幼鳥ならこの程度の擦れではサブターミナルバンドがもっと明瞭に見えます。
オオメダイチドリのサブターミナルはもともと褐色味が淡く明瞭さに欠けます
当個体もサブターミナルバンドの残る幼羽を肩羽にかろうじて確認出来る程度です。
実物はこれぞオオメダイチドリという雰囲気の幼鳥でした。
足色の淡さはもの足りませんが他の特色をすべて備えています。
オオメダイチドリの足色も変異があります。
撮影:2010.08.22-2010.08.28 松阪市
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