ヨーロッパトウネン 成鳥夏羽(5月)

2017年春は毎年来ていたサルハマシギ夏羽が来なかった。
コオバシギ夏羽も来なかった。オオメダイチドリ夏羽も現れなかった。

赤い夏羽という観点から見れば2017年春はシギ・チ不作の年であったけれど
シーズン終盤の5月19日トウネンの群れ中にヨーロッパトウネン夏羽が1羽。

代表的な小型シギであるトウネンに混じるヨーロッパトウネン探しは
渡りの季節の楽しみでもあります。

ヨーロッパトウネン夏羽は大雨覆や三列風切の軸斑が濃く羽縁の赤味が強いです。
背に白いV字ラインがあり喉元が白く抜けているなどの特徴はありますが
トウネンにもよく似たのがいるので
サルハマシギやコオバシギ夏羽のようにぱっと見での即断は難しく
体が小さいこともあって識別に慎重にならざるを得ないシギです。

春の夏羽個体は冬季の寸詰まりのだるまさんのような体形に
見えることが少ないこともあります。

撮影:2017.05.19- 2017.05.22  松阪市
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成鳥夏羽 2017.05.19
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成鳥夏羽 2017.05.19
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