ミユビシギ 第1回夏羽(6月)

群れが繁殖地に渡去してしまった6月6日に単独で現れた1羽です。
冬羽から夏羽初期のような羽色をしていました。

肩羽にほんの数枚だけ赤褐色の羽があるだけで頭部から胸の赤味がありません。

黒い軸斑に白い羽縁のある羽は夏羽ですが肩羽に褐色の擦れた羽があります。
三列風切にも擦れの激しい羽がある。小雨覆にも激しく擦れた羽があります。

褐色の激しく擦れた羽は幼羽で
不完全な換羽しかできない第1回夏羽と考えることが出来ます。

5月中旬に全て旅立ってしまうミユビシギが繁殖地にもいかず、
6月6日まで残っていることも若鳥(第1回夏羽)であることを後押しします。

撮影:津市 2009.06.06
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第1回夏羽 2009.06.07
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第1回夏羽 2009.06.07
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第1回夏羽 2009.06.07
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第1回夏羽 2009.06.07
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第1回夏羽 2009.06.06
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2009.06.06 手前がミユビシギ第1回夏羽 、後ろはシロチドリ

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