ミヤコドリ 成鳥夏羽(5月)

当地のミヤコドリも5月に入ると一部の若い個体を残し繁殖地に旅立って行きます。
繁殖地から再び渡来してくるのが9月下旬です。
この間に成鳥を観察できるとすれば故障を抱えて居残った個体だけになります。

ミヤコドリも他のシギと同じように第2回冬羽で全ての羽を換羽します。
それ以降、第2回夏羽で部分換羽、第3回冬羽で全換羽、第3回夏羽で部分換羽、
第4回冬羽で全換羽と繰り返していきます。

冬羽換羽で完全換羽する2年目以降は
羽衣による年代識別が困難になります。

若い成鳥と成熟した成鳥では上面各羽の艶に差が見られますが
観察条件によって正確さを欠くことも否定できないし
写真も本来の羽色を再現するとは言えません。

撮影:2012.05.12ー2013.05.31
 1
光線が当たらず眼の輝きは出ていないが
瞳孔が小さく虹彩が広い、先端まで赤い嘴、足色も含めて成鳥と判断。
2012.05.12
 2
成鳥夏羽 2012.05.12
 3
成鳥夏羽 2012.05.01

 4
成鳥夏羽 2013.05.31
 5
成鳥夏羽 2013.05.31
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成鳥夏羽 2013.05.31
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成鳥夏羽 2013.05.31

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