コチドリ 成鳥冬羽(9月)
羽縁が出ていると幼羽なのかと考えてしまいます。
幼羽の羽縁はバフ色なのですがフレッシュな冬羽にも淡色の羽縁が出ます。
当個体は頭頂も淡色の羽縁が出てすっかり冬羽に換羽しています。
羽縁が出ていなければ考えさせられることもなく成鳥冬羽とするでしょう。
当個体は「成鳥冬羽(8月)」で考えさせられた個体に似ている。
その8月で書いたコメントを一部使用して↓
バフ色の羽縁だけをみると幼鳥ではとなりますが
幼鳥は額の黒色部がありません。眉斑の白さからも成鳥と言えます。
幼鳥の眉斑は淡い褐色で、羽縁の内側に黒帯がありますが当個体には見られません。
9月の幼羽にしては肩羽や雨覆の羽が大きいです。
写真を見た瞬間、雰囲気が幼鳥ぽくありません。
晩夏から秋に見られる普通の幼鳥とは違います。
早生まれの幼鳥は8月、9月になるとこんな雰囲気を持つのだろうか。
いろいろと考えてみても最後は成鳥冬羽に落ち着きます。
撮影:2011.09.20ー2015.09.14 松阪市
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成鳥冬羽 2011.09.20 |
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