イカルチドリ 幼鳥から第1回冬羽に換羽中まで
ここまで5月の幼鳥から11月の第1回冬羽に換羽中迄を見てきました。
国内で繁殖が見られ、当地でも繁殖するイカルチドリですが、
成鳥との出逢いが多いのは春から秋までで
越冬するのは成鳥が少なく当年生まれの若い個体が多いようだ。
繁殖が終わり育雛を終えた秋口になると
親鳥の多くは当地を離れ暖地へ移動するのではないだろうか。
一河川の数か所のポイントでしか観察していないので、
他の地域に当てはまるのかどうかはわからない。
繁殖が終わり幼鳥がプラスされれば秋から冬にかけて
当地の河川で生息する個体数は当然増えていなければならない。
増えるどころか減ってさえいるのは親離れした幼鳥を残して
親鳥たちは暖地に移動していくからだろう。
イカルチドリは
北の地域から夏鳥として移動してきた個体群と越冬群が連続して見られるため
当地で年中見られ、留鳥の感がありますが、留鳥として生息しているのは少数です。
2010.11.23 松阪市
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第1回冬羽 2010.11.23 |
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第1回冬羽 2010.11.23 |
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第1回冬羽 2010.11.23 |