ヘラシギ 幼鳥(2008年)

2005年から2008年まで4年連続で
ヘラシギとの出会いに恵まれましたがいずれも秋の幼鳥です。

世界規模で見ても絶滅が危惧される希少なシギ。
日本でもごく稀に春に成鳥が記録されたこともあるようですが
成鳥との出会いは夢のまた夢なのか。

幼鳥は9月中旬から10月初旬に当地にも現れることがありますが
複数で渡来したことは一度もありません。。
小型でへら状の嘴を持つが故か、とても人気の高いシギです。

ヘラシギはトウネンやミユビシギなどと行動を共にすることが多いです。
嘴が見えないと識別が難しいと言われますが幼鳥はそうでもありません。

ミユビシギとは大きさが一回り小さいし翼角は黒くありません。
採餌するとき嘴を砂や水中に入れ左右に振りますが
トウネンと同じような採餌をしている時もあります。

トウネンの中に入ると体の大きさは変わらなくても
黒い軸斑と白い羽縁のコントラストが強く顔の白味が強く見えます。

撮影:2008.09.14 津市
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幼鳥 2008.09.14
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幼鳥 2008.09.14
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幼鳥 2008.09.14
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幼鳥 2008.09.14
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幼鳥 2008.09.14
 
幼鳥 2008.09.14

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