ハマシギ幼鳥とサルハマシギ幼鳥(8月)

ハマシギ幼鳥とサルハマシギ幼鳥が一緒に採餌していました。

ハマシギは肩羽に少し第1回冬羽が出始めています。
サルハマシギはまだ冬羽が出ていません。

ハマシギ幼鳥は胸から腹部に小さな黒斑が点在し、上面の羽縁が
サルハマシギより白味が強いです。

また、ハマシギ幼鳥も胸に褐色味を帯びますが、
掲載写真の比較ではハマシギの方がサルハマシギより胸の褐色味が弱いです。
ただ、サルハマシギの胸の褐色味は強い個体や弱い個体がいます。

足もサルハマシギの方が長く、嘴は全体に湾曲しています。
嘴の長さは一概にサルハマシギの方が長いとは言えません。
当地に飛来するハマシギ幼鳥には嘴が長い個体を多く見かけます。

サルハマシギの羽縁はバフ色味があるのが普通で、
黒いサブターミナルバンドがあります。

撮影:2015.08.20
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左:ハマシギ幼鳥  右:サルハマシギ幼鳥 2015.08.20
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左:サルハマシギ幼鳥  右:ハマシギ幼鳥 2015.08.20
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左:ハマシギ幼鳥  右:サルハマシギ幼鳥 2015.08.20
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左:ハマシギ幼鳥  右:サルハマシギ幼鳥 2015.08.20
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左:ハマシギ幼鳥  右:サルハマシギ幼鳥 2015.08.20

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