第1回夏羽か♀夏羽か
5月から6月に雨覆が擦れで羽軸だけになっている。
そのような第1回夏羽ならいいのですが雨覆の擦れが目立たず
成鳥かと考えさせられるのが結構います。
5月より6月の方がそのような個体が増えているようにも思います。
ダイゼン第1回夏羽は雨覆に多くの擦れた幼羽が残るという固定観念が
識別に迷いを生じさせているのかも知れない。
擦れの激しい羽が見えないから第1回夏羽ではないと判断するのも?で
雨覆の大部分に幼羽が残るものもいれば、雨覆の大部分が換羽するのもいる。
そう考えれば識別に整理がつきます。
2017年夏も40羽余りのダイゼンが越夏しています。
灰色味の強い地味な羽色ばかりで遠距離でも識別可能な♂成鳥夏羽はいません。
♂成鳥夏羽が1羽もいないのに♀成鳥だけが何羽もいるとは考えられません。
この日だけではなく、6月のダイゼンの群れに♂成鳥夏羽を見ることはありません。
6月中下旬から7月中旬にかけて居残っているダイゼンは
繁殖地に行かない幼鳥たちであって成鳥が残ることはごく稀なことなのです。
雨覆の激しい擦れが確認できなくても、
上・下面の黒色斑がないか、あっても少ない個体は第1回夏羽と考えられると思う。
撮影:2017.06.29--2013.06.03
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2017.06.22 第1回夏羽 |
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2013.06.03 第1回夏羽 |
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2013.06.03 第1回夏羽 |
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2013.06.03 第1回夏羽 |
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2016.06.14 第1回夏羽 |
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2016.06.14 第1回夏羽 |
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2016.06.14 第1回夏羽? ♀夏羽? |